投資にはキャンペーンも有効活用しよう

FX(外国為替証拠金取引)問わず、投資関連の金融業界は競争が激化しています。これにはインターネットの普及が大きな影響を与えていると考えられるでしょう。様々な業者を簡単に比較することができますし、口座を開設して取引することが可能だからです。そのため、取引手数料が劇的に下がっています。

新規参入してくる投資家をどうとり込むのか、既存のユーザーの満足度をいかに維持していくのかが重要になってきます。そのために各業者は、過酷な競争の中で、サービスを工夫して差別化を図っている状態です。

「キャンペーン」は、その中でもとても分かりやすく、即効性のあるサービスといえます。口座を開設したら○○円キャッシュバック、入金したら○○ポイントが貰えるといったようなものです。

もちろん業者選びには、キャンペーン以上に重要視しなければいけないポイントはありますが、中にはとても魅力的なキャンペーンを打ち出している業者があります。有効活用すればFXを有利に進めていくこともできるのです。取引する業者にどのようなキャンペーンがあるのか、知っておくことは大切です。

XM(XMTrading)のボーナスとは?

口座開設、入金のボーナス

海外のFX業者の中で、日本人トレーダーに人気のある「XM」(XMTrading)には、どのようなキャンペーンがあるのでしょうか?

まずは「口座開設」ですが、こちらは「3,000円のキャッシュバック」になっています。XMでは最大で888倍のレバレッジを効かせることができますから、このボーナスだけで実に「2,664,000円分」の取引が可能ということになります。

XMは、国内のFX業者とはレバレッジが比較にならないほど高く設定できますので、同じような金額設定でも、キャッシュバックの活用の幅も広がってきます。

しかもXMでは、口座の開設の他に「入金のボーナス」もあるのです。こちらはなんと「入金額の100%をキャッシュバック」してくれます。驚くことに有効証拠金が倍になるのです。

つまり口座を開設し、5万円入金しただけで、「入金額5万円+3,000円+5万円」ということで、有効証拠金が10万3,000円になります。これはとても嬉しいボーナスです。

ちなみに入金額100%のキャッシュバックは5万円が上限ですが、5万円以上の場合でも45万円を上限として20%のキャッシュバックを受けられます。45万円のボーナスはかなりのアドバンテージになるでしょう。

ただし入金のボーナスは、「マイクロ口座」と「スタンダード口座」が対象となっています。「XM Zero口座」は対応していないので注意が必要です。

ボーナスの取り扱い方

XMでは実際に入金した金額と、ボーナスで得た金額が別々に表示されます。「残高」として表示されるのが実際入金した金額で、出金することが可能です。「クレジット」として表示されるのがボーナスで、こちらは出金することができません。

もちろんボーナスを証拠金として取引した利益分であっても残高に加算されますので、出金することができます。

損失が出た場合は、クレジットではなく、残高分からマイナスになっていくこということも知っておくべきでしょう。また、出金した場合、クレジットも比例して減ることになります。残高の20%分を出金すると、クレジットも20%分減少する仕組みです。

気になる「ゼロカット」との兼ね合いですが、残金がマイナスになっても、クレジットが残っている場合は、まずはそちらから補填されます。クレジットも含めて完全にマイナスになった場合にゼロカットが執行され、口座はリセットされることになるという仕組みです。

取引に関するボーナス

口座開設、入金のキャンペーンは新規参入の投資家をとり込む集客目的ですが、XMはそのまま取引を続けていくことでもボーナスの恩恵を受けることができます。それが「ロイヤルプログラム」です。一定の取引量に応じて「XMポイント」をもらえるのです。

このXMポイントを3で割って求められる数値が「米ドル」として、ボーナスに加算されます。残高に加算する、つまり現金化するにはXMポイントを40で割ることになるため、ボーナスとして加算した方が有利です。

もらえるXMポイントは、取引している期間によっても異なります。

口座開設から29日後までは「Executive」というステータスで、10万通貨の取引ごとに10XMポイント。30日後から59日後までは「Gold」で、10万通貨ごとに13XMポイント。60日後から99日後までは「Diamond」で、10万通貨ごとに15XMポイント。100日後以降はすべて「Elite」というステータスになり、10万通貨ごとに20XMポイントです。

ただし一定期間取引が無い場合はステータスがExecutiveまで戻ってしまい、溜まっているXMポイントはリセットされることになりますので注意してください。

ボーナスに加算せず、現金化できるのは、DiamondとEliteのステータスのみ。入金のボーナス同様、ロイヤルプログラムもマイクロ口座とスタンダード口座のみの該当となります。XM Zero口座にはXMポイントはありません。

またマイクロ口座とスタンダード口座でもスキャルピングのような取引をしていると、XMポイントがもらえないので注意してください。XMポイントをもらうためには、ポジションを10分以上保有しなければならないというルールがあります。マイクロ口座とスタンダード口座はスプレッドが広いので、買ってすぐ売るということはあまりないとは思いますが、利益が出たから5分ほど保有して売ったということをしていると、せっかくのXMポイントはもらえないことになります。

仮にステータスがEliteであれば、10通貨の取引1回で20XMポイントですから6ドル以上のボーナス加算になります。米ドル/日本円(USD/JPY)が1米ドル110円だとすると、660円以上のボーナスが毎回もらえるのです。長く取引を続けていくことを考えていくと、これは口座開設や入金のボーナスよりも大きな特典と言えるでしょう。

レバレッジも日本のFX業者と違いますが、キャンペーンのボリュームもやはり海外ならではの規模になっています。特にXMは魅力的です。有効活用することを考えると、XM Zero口座よりも、ボーナスを多く獲得できるスタンダード口座の方がおすすめになるでしょう。