XMで取引をする際には主に、MT4(MetaTrader4)やMT5(MetaTrader5)プラットフォームをPCにインストールして取引を行います。特にMT4は世界で最もメジャーなFX取引のツールと言えるでしょう。
しかし、外出する際にPCを持ち運ぶのは不便な場合もあります。そんな時に便利に利用できるのが、スマホ版のMT4やMT5アプリです。スマホ版のMT4やMT5があれば、外出先でも自由にトレードができます。海外FXは24時間365日がチャンスなので、取引したいときに、スマホから市場にアクセスできます。
まずはアプリのダウンロードとログイン
アプリは、iPhoneの方は「App Store」から、Androidスマホの方は「Google Play」 からダウンロードが可能です。検索欄に「MT4」や「MT5」と入力して検索すれば見つけることができます。
ダウンロードは特に問題ないことだろうと思います。それができたら、アプリ内の右下にある「設定」から「新規口座」→「既存のアカウントにログイン」と進み、上にある検索窓にXMのサーバー名を入力します。
サーバー名はXMからの口座開設メールに記載がありますので、口座開設メールを取り出してください。(サーバー名:XM Trading-Real 13などと記載されています)
サーバーを選ぶとログイン画面が出てきますので、XMのIDとパスワードを入力し、ログインします。ここで、サーバー名を間違えるとログインできないので注意してください。
さっそくトレード!アプリでの取引方法
ログインができたら、アプリ画面の下にある「気配値」「チャート」「トレード」の3種類の画面から取引が可能です。まず、気配値からは、通貨ペアをタップしてトレードを開始します。チャート画面からはチャート画面をクリックするか画面右上の「トレード」をタップしてトレードを開始します。
トレード画面からは、右上の「+」マークをタップするとトレードを開始できます。取引方法は、「成行注文」「指値」「逆指値」と基本的な3つの取引方法を全て利用可能です。チャート画面では、時間軸の変更や各種インディケーターの表示も可能となっており、外出先でも問題なく取引が可能です。
また、トレンドラインなどの各種オブジェクトも表示可能ですのでPC版と遜色のない環境と言えるでしょう。
XMのトレードアプリに関して、スマホ版とPC版との違い
XMのトレードアプリですが、スマホ版アプリとPC版ソフトウェアの大きな違いは主に2つです。以下に違いを書きますので、参考にしてください。
XMのスマホアプリとPC版の違い
1つ目は、スマホ版ではFXの自動売買ツールであるEA(Expert Advisor)が使えないことです。EAはとても重要なツールですが、スマホアプリでは動作しません。
2つ目は、現在の為替価格に応じて決済ラインを自動的に追跡していく機能、すなわち、トレーリングストップが使えないことです。トレーリングストップとは、ポジションを持っている際に使える便利な機能で、XMでは普段、この機能が利用できるのですがスマホアプリではこれが使えません。
この上記2つの機能を外出先でも使いたい場合は、VPSなどの仮想サーバーを利用して取引を行うのがオススメです。VPSを使えば、スマートフォンでも上記のEAやトレーリングストップの機能を使うことができます。
実際に取引してみよう
では、実際の取引では、何を目安にエントリーするのか。何を目安に決済すればいいのか、という基本的でトレードの本質とも言える部分について解説していきます。
ますは、初心者に1番理解しやすい、ライントレードの概念を解説します。ライントレードには、水平線を基準としたトレードと、トレンドラインを基準としたトレードがあります。
今回は水平線について解説します。
水平線の概念
まずは、トレードで1番重要で汎用性の高い、水平線について説明していきます。水平線の概念の基本は、抵抗線です。抵抗線とは、過去の高値と安値のことです。ドル円で1月14日現在だと、高値が108円60銭、安値が107円75銭と定義できます。
仮に上記で定義した、108円60銭と107円75銭の間でドル円の為替が動くとしたら、中央値は約108円17銭です。水平線を基準にトレードする場合、中央値の108円17銭より高ければ売り、108円17銭より安ければ買いでエントリーすれば儲けがでるエントリーとなります。
気をつけなければならないのは、エントリーのタイミングです。今回は実践するため、中央値に近い位置でエントリーをしてみましたが、現在の相場では中央値に近い位置にありあまりいいエントリーとは言えません。
できるならば、中央値より出来るだけ高い価格で売りのエントリーを、中央値より出来るだけ低い価格で買いのエントリーをするのが理想です。
また、決済のタイミングも水平線を目安にすると勝率が高くなります。例えば、中央値に違い価格で売りで入った場合は、ロウソク足に停滞のある108円0銭あたりが1つの決済ポイントと言えるでしょう。
一方買いで入った場合は、108円19銭や、108円27銭が確実性の高い決済ポイントと言えそうです。
水平線でのトレードは中央値を基準として、安ければ買い、高ければ売りといったシンプルなトレード方法です。
他のトレード方法と組み合わせることによりシンプルながら強力なトレード手法となりますので、是非取り入れてみてください。
まとめ
XMをスマホで操作する方法についてみてきました。これで、一連の流れがすべてわかったのではないでしょうか。XMは海外FXのなかでももっとも人気があり、レバレッジが最高888倍と、非常に魅力的かつ、MT4やMT5も安定しています。
今回ご紹介したアプリも、非常に安定性が高く、スマホでのトレードでも遜色ありませんので、おすすめのアプリとなります。XMを外出先でも操作するなら、アプリが欠かせません。ダウンロードしてみましょう。