国内FX業者を利用している方は聞き覚えのない言葉かもしれませんが、今日はトレーダーにとって重要な役割を果たしている「ゼロカットシステム」の仕組みについて説明したいと思います。

追証とは

ゼロカットシステムについてお話する前に「追証」について説明したいと思います。
追証(おいしょう)とは追加証拠金の略で、状況に応じて2つの意味を持ちます。

保有しているポジションを決済されないために支払う証拠金のこと

証拠金維持率を下回った場合の対処法として、
1追加で口座に証拠金を預け入れる
2現在保有しているポジションの一部を決済する
という2つの方法があります。
マージンコールがかかっても何も対処しなければ現在保有しているポジションの一部がFX業者によって決済されてしまうため、「ポジションを維持するために追加で支払う証拠金」が追証の持つ1つ目の意味になります。

口座に預けている証拠金以上に損失が出た場合に支払う借金のこと

よく「追証=借金」と書かれているのは、この2つ目の意味になります。
基本的には証拠金維持率が各業者の定めた水準を下回った場合に強制ロスカットが行われるため口座に預けている証拠金以上に損失が出ることはありません。

しかしここでポイントとなるのが、「常に証拠金維持率を下回った時点でロスカットされるとは限らない」ということです。
言い回しが分かりにくくなってしまいましたが、大きなニュースが発表された時など相場が急激に動く可能性のある場合はサーバーに負担がかかり、強制ロスカットが遅れる場合があります。強制ロスカットが遅れて口座に預けた証拠金以上の損失を抱えた場合に発生するのが、追証=借金になります。

スイスフランショックの一例

突然ですが皆さんは2015年1月に起きたスイスフランショックについてご存知でしょうか?

スイスフランショックとは、スイス国立銀行が1ユーロ=1.20スイスフランと設定していたスイスフランに対するユーロの下限を2015年1月15日に突然この為替方針を撤廃したことによってスイスフランが急騰した一連の騒動のことを指します。

スイスフランショックで相場が急変した際、国内FXの未集金額は33億8800万円に及んだといわれています。
この様なケースはそうそう起こることではありませんが、今後もいつ大きなニュースが起きるか誰にも分かりません。

FXで資金を増やそうと考えている方にとって、ロスカット遅延によるマイナス残高の追証請求ほど恐いものはないのではないでしょうか。
ここで今日の記事の本題である「ゼロカットシステム」について説明したいと思います。

ゼロカットシステムはトレーダーの味方

ゼロカットシステムとは、相場の急変時にロスカットが間に合わずマイナス残高になった場合にそのマイナス分をゼロに戻してくれる制度のことです。
当サイトで紹介している海外fx業者は全て顧客資産保護の観点からゼロカットシステムを採用しており、証拠金維持率を下回った場合はロスカットしてくれるため、口座に預けている証拠金額以上のマイナスになることはありません。事実、スイスフランが発生した際にもほとんどの海外FX業者がマイナス残高となった顧客の口座を全てリセットし、追証を請求することはありませんでした。

国内FX業者がゼロカットシステムを採用しない理由

それは国内FX業者が採用している注文方式に起因します。
FXの注文方法には大きく分けてDD方式とNDD方式の2種類が存在します。
それぞれの注文方法について簡単に説明すると、

DD方式→トレーダーが得をするとFX業者は損をする トレーダーとFX業者は利益相反の関係
NDD方式→トレーダーが得をするとFX業者も得をする WINWINの関係

国内FXはDD方式を採用しています。ロスカットが間に合わずトレーダーが借金を抱えるとそれは国内FX業者の得になるため、ロスカットシステムを採用するということは国内FX業者がトレーダーの損失を肩代わりすることになります。つまり国内FXがロスカットシステムを採用しないのは「FX業者の損失を守るため」だといえます。

国内FXよりも海外FXが断然おすすめ

国内FXは最大レバレッジ25倍と資金効率が悪い上に、口座がマイナスになってしまった場合、その分を支払う義務が発生します。
また例え今後国内FXがゼロカットシステムを採用したとしても、現在懸念されているレバレッジの引き下げが実行されれば、国内FXを利用し続ける理由がなくなってしまいます。

その一方海外FXは最大レバレッジ888倍と資金効率が良く追証なしのゼロカットシステムを採用しているため、安心してハイレバレッジを活かしたトレードをすることが出来ます。

キャッシュバックサイト経由での口座開設がおすすめ

海外FX業者を利用してみようかな、と考えている方におすすめしたいのがキャッシュバックサイト経由での口座開設です。

キャッシュバックサイトを利用するメリット

キャッシュバックサイトを利用する最大のメリットは、取引量に応じてキャッシュバックが受けられるという点にあります。
キャッシュバックサイトを経由して口座開設した場合、トレードする度キャッシュバックが受け取れるため、実質取引手数料を抑えることが出来ます。

キャッシュバックサイトNo1はTariTali!

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TariTaliとは海外FX業者を対象としたキャッシュバックサービスで、TariTali経由で開設した海外FX口座の取引量に応じて高いリベート率でキャッシュバックしてくれます。

キャッシュバック出金スピードと手数料を徹底比較

サイト名出金手数料最低出金額最短出金日数
TariTali無料1500円最短翌日
RoyalCashBack無料5000円翌月20日から可能
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CashBackForex40USD(4000円)200USD(20000円)翌月12日から可能

他キャッシュバックサイトの最短出金日数は翌月後半から翌々月後半、出金出来るのは「1ヶ月に1回まで」となっていますが、TariTaliは立替え支払により出金可能日数は最短翌日と好条件の実現を可能にしています。

今回のまとめ

ookami

ロスカットの仕組みとゼロカットシステム制度についてお分かりいただけたでしょうか。海外fxは追証なしのゼロカットシステムを採用しているので安心してトレードすることが出来ます。
海外fx業者を利用するならTariTali経由での口座開設が絶対おすすめです。