この11月からTitanFXにおいても既存のMT4以外にMT5を取引プラットフォームとして利用していくことが可能になりました。

どうも市場を見渡してみますとMT4を利用するユーザーは依然として非常に多いわけで、このタイミングでどうしてもMT5を利用する必要があるのか結構悩む方も多いものと思われます。

そこで今回はMT5の機能やメリットというものについて再度チェックしてみることにします。

そもそもMT5とは・・・

MT5はメタトレーダー社のシェアウエアの形式をとるトレード用のソフトウエアで、2011年にメタクォーツ社によってMT4の後継ソフトとしてリリースされたものです。

すでに今年で8年経過していますから決して新しいものというわけではありませんが、MT4からバージョンアップされているだけに操作のための機能はMT5のほうが改善されて使いやすくなっていることがわかります。

その分ソフトウエアのサイズも大きく、しかもメモリも多く使いますのでスペックレベルの高いPCを要求することは間違いありませんが、その分取引スピードなども大幅に改善されており、自動売買など特別な取引をしないのであれば明らかにMT5を利用したほうがユーザーにとってのメリットが大きくなる状況にあります。

普及しなかったのはプログラム言語の問題から

実際MT4からMT5にプラットフォームを切り替えて取引をしてみますと、なんら違和感もなくストレスなくトレードすることができます。

ただ、見かけ上、あるいは使い勝手からみるとほとんど同じに見えるMT4とMT5は全く異なるプログラムで書かれているために付随するソフトウエアには互換性がありません。

したがってMT4用に開発されたインジケーターやEA・自走売買ソフトなどは改めてMT5用のバージョンを開発しないとワークしないことから、一気に普及してしまったMT4からの乗り換えが聞かないのが大きな問題になってしまっているのです。

なぜ書き込みの言語をここまで変えてしまったのか開発側の意図はよくわかりませんが、結果的にこれがMT5普及を猛烈に妨げてしまっています。

ただ、EAを使った自動売買をしないのであれば、利用上なんら問題はありませんし、必要不可欠なインジケーターはすでにMT5用のものも多くリリースされていますから、スピード重視で取引するならMT5を利用されることをお勧めしたいと思います。

具体的な違いは細かいところに反映されている

MT5を使い込んでみますと、チャートの時間足の設定がMT4の倍以上に増加しており、自分好みにカスタム化ができ着ることがまず違いとして挙げられます。

利用者のトレードスタイルにあわせてより細かく表示ができるようになっており、特にスキャルピングなどで短い時間足のチャートを見る方にはこちらを利用するのが絶対お勧めです。

またナビゲーターウインドウに直接必要なフォルダを追加してEAやインジケーターを整理して利用できますので、使い勝手は確かによくなっており、ユーザーの好みで細かく設定することができますから、こちらも満足度はかなり高いと思います。

もちろんスピードも早くなっていますからスキャルピングで取引される方にはやはりMT5がお勧めです。

Titan FX以外で現在MT5が使える海外FX業者としてはICMarkets、InstaForex、FXOpen、TeleTrade、CentroFX、Tradeview、FBS、Ace Forex、FXPro、IFC Markets、XMなどとなっており、国内ユーザーに人気の業者でもかなり利用が進んでいる状況です。

TitanFXで取引されている方もご興味があればぜひ積極的に利用してみてはいかがでしょうか?