GemForexは2019年に大きく変わる

GemForexは2019年6月にライセンス取得

資金の1000倍もの取り引きができる。これがFX(外国為替証拠金取引)の大きな魅力です。1000倍の取り引きができるということは、1万円の利益であれば、1,000万円の利益になるということです。ただし、国内では金融庁によって、レバレッジは最大で25倍と規制されていますので、少額で始めながら超ハイリターンを狙うためには、海外FXを利用する必要があります。海外FXであれば数百倍や1000倍といった超ハイレバレッジが可能です。

1000倍という超ハイレバレッジで取り引きできるFX業者は海外でもそう多くはありません。今回ご紹介する「GemForex」は、そんな1000倍のレバレッジサービスを提供しているFX業者のひとつです。アカウントは2種類あり、ひとつは、スプレッドは広めですが、EAによるシステムトレードが許可されている「オールインワン口座」。もうひとつは、裁量トレードに限定されるものの業界最狭水準のスプレッドを提供している「ノースプレッド口座」があります。ノースプレッド口座では、米ドル/日本円(USD/JPY)が0.3pips、ユーロ/日本円(EUR/JPY)が0.5pipsと、スプレッドが狭いことで有名な国内FXにもまったく遜色ありません。どちらのアカウントも千通貨からの取り引きができ、最大レバレッジは1000倍です。

GemForexを運営する「GEM-TRADE CO.,Ltd」は、2010年、香港に設立されました。オーナーは日本人で、当初はEAを無料提供するサービスを行っています。やがて2014年10月になってGemForexをスタートさせたという新興勢力です。GemForexをスタートしてしばらくはどこの国のライセンスも取得できず、それが信用度アップに繋がらなかったようですが、2019年6月になってようやくニュージーランド証券投資委員会(FSP)のライセンスを取得しました。現在の口座数は16万を超えたところですが、ライセンスを取得したことで信用度も高まり益々顧客は増えていくことが予想されます。2019年はGemForexにとって、とても重大な転換期となっているのです。

GemForexのメリット

GemForexを選ぶことのメリットといえば、なんといってもそのレバレッジの高さが挙げられます。特にノースプレッド口座はレバレッジが1000倍で、かつスプレッドが狭いのですからとても魅力的です。しかし、GemForexのメリットはそれだけではありません。海外FXで国内FXに匹敵するスプレッドの狭さを誇る口座は、基本的にECN(Electronic Communications Network)を採用し、トレーダーが直接電子取引所にアクセスするため、FX業者に対して別途手数料を支払う必要があります。片道いくらと決まっているので、スキャルピングといった超短期売買で取り引き量が多い場合は、積み重なった手数料はかなりの額になります。しかし、GemForexのノースプレッド口座はこのスプレッドの狭さでありながら、まったく手数料がかかりません。海外FXでスキャルピングをしたいトレーダーにとっては絶好の環境でしょう。

また、サプライズが発生し、為替相場が急変した場合、国内FXでは証拠金がマイナスになり、借金返済の追証が発動しますが、GemForexはゼロカットシステムを採用しているので、マイナス分はGemForexが負担してくれます。借金返済の追証はないので、超ハイレバレッジを最大限に活用したギャンブルトレードも可能です。

定期的に開催されるボーナスも充実しており、上限額が500万円という「入金100%ボーナス」も行われています。当選者限定ではありますが、50万円入金すれば、50万円のボーナスが付与されるので、有効証拠金が2倍になるのです。ボーナスを利用し、超ハイレバレッジと絡めればかなり大きなリターンが期待できます。2019年8月10日から8月27日にかけては新規口座開設だけで、なんと2万円のボーナスとなっています。このようにGemForexは「超ハイレバレッジ」「スプレッドが業界最狭水準」「充実したボーナス」を提供して多くのトレーダーの支持を受けているわけです。

2019年6月よりbitwallet取り扱い停止

なぜbitwalletの取り扱いが停止されたのか?

そんなGemForexが、2019年6月9日になって、突然「bitwallet」の取り扱い停止を発表しました。オンラインウォレットであるbitwalletは、出金時の着金速度が速く、手数料も安く済ませることができたので重宝されていた送金ツールでしたから、GemForexを利用しているトレーダーの多くはこのニュースを聞いてがっかりしたかもしれません。

bitwalletの取り扱いが停止になった理由として、bitwallet側からの指摘があったようです。海外のFX業者の多くが、クレジットカードでの入金システムを採用していますが、AML規制(アンチマネーロンダリング)のためにクレジットカードで入金した金額は、クレジットカードでしか出金できないのが一般的です。資金洗浄を防ぐため、入金経路と出金経路を統一する必要があるからです。しかし、GemForexはクレジットカードで入金できるものの、出金はできず、出金手段としてbitwalletを用いてきました。それがクレジットカードの現金化といった不正利用の多発に繋がったわけです。bitwallet側から指摘されたのも当然の話といえば当然の話でしょう。

GemForexは公式サイトで不正利用をしているトレーダーの特定や、今後の対策のために一時的にbitwalletの取り扱いを停止するとしています。見通しは数週間ということでしたが、6月9日に発表されて以降、すでに8月27日になりますが一向に再開の見通しは立っていません。ただし、これまでのGemForexでも無料VPSサービスを停止し、また再開したり、ミラートレードを停止し、また再開するといった停止→再開という動きは珍しくないだけに、bitwalletの取り扱い再開が待たれるところです。

再開の見通しはあるのか?

bitwalletは海外FXではかなり利用されるようになってきていますが、一方で「AXIORY」が提携解除(bitwallet側の一方的な要望だったようですが)、さらに日本人トレーダーから圧倒的な支持を受けている「XM」でも、利益分の出金がbitwalletではできなくなっています。その背景には日本の金融庁による圧力があるという憶測も飛び交っていますが、実際にGemForexでも利用できなくなったわけで、この先、さらにbitwalletの取り扱いは難しくなるのかもしれません。

GemForexは公式サイトで、マネーロンダリングの防止に力を入れていくと主張していますが、現状の入出金のシステムではbitwalletの再開は難しいのではないでしょうか。レギュレーションの変更はこの業界では頻繁に起こることですから、まったく新しい入出金システムが導入される可能性もあります。AXIORYが導入した国内銀行送金サービスの「Curfex」などをGemForexでも導入していくと、逆により多くのトレーダーのニーズを満たすことができ、さらに発展・拡大していくかもしれません。

GemForexのブランドアンバサダーには、ボクシング界のレジェンド「マニー・パッキャオ」が2019年7月に就任しています。FSPのライセンスを取得し、マニー・パッキャオを採用したGemForexは確実に勢いに乗っているといっていいでしょう。おそらくさらにこの勢いを加速させるために魅力的なボーナスキャンペーンを打ち出してくるはずです。ただし、念のために入出金の問題は注目しておく必要はありそうです。仮にここがより良い状態に改善されるようであれば、GemForexを利用するトレーダーはそれこそ間違いなく急増します。レバレッジ、スプレッド、ボーナスの面とGemForexはそれだけ優秀でメリットが大きいからです。海外FXを始めることをお考えで、どこのFX業者にすべきに悩んでいるのであれば、GemForexでもFX口座を開設しておくことをおすすめします。