XMのメリット

超ハイレバレッジでの取り引きが可能

FX(外国為替証拠金取引)は、国内のFX業者と海外のFX業者を利用するのでは、環境が大きく異なります。納税面さえしっかりクリアにすれば、海外FXはまったく違法ではありません。どちらを利用するかはトレーダーの思惑次第です。

今回は海外のFX業者の中でも日本人トレーダーから圧倒的な支持を受けている「XM」をご紹介しながら、国内FXとの違いを確認していきましょう。

まずはなんといっても「レバレッジ」に大きな差があります。国内でもレバレッジ100倍、200倍という時代がありましたが、規制により2019年6月の段階では最大「25倍」です。さらなるレバレッジの引き下げも検討されており、10倍になる可能もあります。

一方でXMのレバレッジは、NDD(ノーディーリングデスク)方式のSTPのアカウントで最大「888倍」となっています。インターバンクに直接注文するECNの「Zero」アカウントでもレバレッジの最大は「500倍」です。

国内FXと比較すると、米ドル/日本円(USD/JPY)を1ドル110円で10万通貨取り引きするとして、国内のレバレッジ25倍であれば必要証拠金が「44万円」に対して、XMだと「12,387円」です。ロングポジションで1円円安になればどちらにせよ10万円の為替差益になります。

より少ない資金から始めることができ、チャンスになればハイリターンを期待できるのがXMのメリットのひとつになります。

国内のDD(ディーリングデスク)方式では、ディーラーが仲介し、注文を呑んだり、トレーダーに不利なスリップページや約定拒否が発生しますので、NDD方式を採用しているXMは、「透明性の高い取り引き」も実現しています。

ボーナスが国内FXとは比較にならないほど充実

XMの魅力はレバレッジの高さや、取り引きの透明性だけではありません。「特典」も国内のFX業者とは比較にならないほど充実しています。

まずはFX口座開設のボーナスが「3,000円」です。これ自体は国内のFX業者と大差はないでしょう。XMではさらに入金ボーナスがあります。これは5万円まではなんと100%のボーナスがつくのです。つまり、FX口座を開設して5万円を入金すれば、ボーナス分だけで53,000円です。有効証拠金が倍以上になります。少ない資金でハイリターンを期待できるのがXMですから、この特典はかなりのメリットです。

5万円以上の入金であってもボーナスが50万円に達するまで、入金20%のボーナスがあります。ただしZero口座にはこの入金ボーナスがありませんので、口座間で残高を移動させてしまうとボーナスが消滅するといったルールがありますので注意してください。

そしてXMでは取り引き量ごとに「XMP」が付与されます。これは「ロイヤルティプログラム」というシステムで、1Lot(10万通貨)の取り引きごとに一定のXMPは積み上がっていく仕組みです。取り引き期間によっても付与されるXMPは増えていきます。

口座開設してから100日経過すると、最上級クラスの「Elite」となり、1Lotごとに20XMP加算されます。XMPはボーナスに変換することも、残高に反映させることも可能です。残高に反映する場合は「XMP÷40=米ドル」、ボーナス(クレジット)に反映する場合は「XMP÷3=米ドルボーナス」ですから、圧倒的にボーナスへの変換が効率的です。

トレーダーの証拠金を増やすサービスをここまで提供してくれるFX業者は、残念ながら国内にはありません。

XMのデメリット

初心者には扱いが難しいMT4、MT5

実際のところ国内のFX業者と比較して、XMにははっきりとデメリットといえる要素はありません。それでも必死に探してみると、考えられるデメリットは、XMのトレードプラットフォームがFX初心者に操作が難しいという点でしょう。

XMのトレードプラットフォームは「MT4」と「MT5」で、世界中のトレーダーが愛用している最もメジャーな取り引きツールです。人気の理由は、インジケーターやEA(Expert Adviser)をダウンロードして自分のトレードスタイルに合ったものにカスタマイズできることなのですが、これはFX初心者にはハードルが高いでしょう。FX初心者が複数のインジケーターやEAを使いこなすのは困難です。

ですから国内のFX業者はFX初心者にも扱いやすいトレードプラットフォームを独自開発して提供しています。自動売買できるツールも提供していますが、種類が限定される分だけ、かなりわかりやすい仕組みになっています。

もちろんMT4やMT5を使いこなせるようになれば、FXの勝率はそれだけ上がるでしょうから、XMのトレードプラットフォームがデメリットということにはならないのですが、FX初心者にとってだけは別かもしれません。

分別管理と納税関係

国内は規制によってすべてのFX業者は信託保全が義務付けられています。その点、海外FXでは信託保全が義務付けられていません。ここに不安を感じる投資家もいるかもしれませんが、XMはイギリスのバークレイズ銀行に分別管理しており、管理体制は徹底されています。

日本人トレーダー向けのセーシェルライセンス(FSA)では、ICF(投資家補償基金)の補償は受けられませんが、その代わりにAIG保険(アメリカン・インターナショナル・グループ)に加盟しています。全体で100万ドルまではカバーされていると推測されます。

投資家の資産は二重構造で守られている仕組みです。2015年のスイスフランショックの際も、イギリス大手のアルパリは破綻しましたが、XMはしっかりとゼロカットシステムを発動し、トレーダーのマイナス分の証拠金を負担したほどです。資産管理で不安を感じる必要はXMではなさそうです。

納税面でも国内と海外では違いがあります。国内FXは「申告分離課税」のため、いくら稼いでも税率は20.315%になります。50万円の利益が出ても、5,000万円の利益が出ても、税率は同じなのです。

海外FXの場合は「総合課税」になりますので、累進課税で利益が大きくなれば税率も高くなります。ただし利益が420万円以下の場合は、国内の申告分離課税よりも、総合課税の方が有利です。それ以上の利益になると海外FXの方が税率は高くなってしまいますが、これはXMにかかわらず、海外FX全体の話になります。

ちなみに国内ではFXの損失は、確定申告することによって3年間繰り越しすることができます。3年目に500万円の利益が出ても、1年目と2年目の500万円の損失が出ていれば納税する必要がないのです。

海外FXではこの「損失繰越」ができません。1年目と2年目に500万円の損失が出ていても、3年目に500万円の利益があれば、その500万円に税金がかかります。この点はXMにかかわらず海外FXのデメリットといえるでしょう。

以上がXMと国内FXの違いです。

FXに精通し、しっかりFXで利益を出していくという意思があるのであれば、より利益の出しやすい環境にあるXMを利用すべきでしょう。何年やっても国内FXで利益が出せないといったトレーダーも、環境を整えれば勝てる可能性は高まります。ぜひXMを利用してみてください。