FxProのレバレッジは?

FxProの評判

FX(外国為替証拠金取引)はレバレッジを効かせることができるため、少額から取引することができ、幅広い層の人たちに浸透しています。現在はスマホを使って、24時間どこにいても手軽に取引することが可能です。

しかも海外のFX業者であれば、日本の金融庁の規制の対象外となりますので、500倍を置超える超ハイレバレッジを効かせることもできるのです。

海外のFX業者では、「XM」(XMTrading)が日本人のトレーダーから圧倒的な支持を受けていますが、他にも複数のFX業者が存在します。その中でも信頼性や安全性で定評があるのが「FxPro」です。2006年創業の老舗になります。現在まで出金拒否などといった悪質な対応は報告されていません。

しかし、信頼性はある程度高いものの、FxProは魅力のあるFX業者とは見られていないようです。一番の問題は取引コストが高いためですが、それだけではありません。

2011年にFxProは一度日本市場から撤退しており、トレーダーはすべてのポジションを決済させられたという過去があります。その後、再び日本人も顧客として受け入れるようになったのですが、2018年以降、日本語サポートがまったくない状態が続いています。在籍していた日本人スタッフがいなくなったためだと言われています。すべて英語対応になってしまっているのです。

また、スリップページを律儀に公表しているのですが、5.19%とスリップページがかなり多い状態です。

このようにサービス面でトレーダーが不満を感じているため、評判が落ちているのでしょう。

FxProのレバレッジは30倍なのか、500倍なのか

2018年8月ごろの話になりますが、FxProのレバレッジが30倍に変更になったと驚いたトレーダーも多かったのではないでしょうか。これはESMA(欧州証券市場監査局)の規制を受けたためです。このレバレッジでは、日本国内とほとんど差がないため、わざわざ海外のFX業者を利用するメリットがなくなります。

FxPro はFCA(英国金融行動監視機構)のライセンスをはじめ、いくつか所有しています。これまではキプロス証券取引委員会のライセンスのもと、FXを行っていたので、ESMAの規制を受けてレバレッジが30倍に引き下げられたのです。

この際にFxProでは、日本人トレーダーに対し、バハマ証券取引委員会のライセンスで口座を開設することを奨励しています。そうすることで、レバレッジは以前の500倍のまま取引ができるわけです。ちなみに口座を移管していないで、キプロス口座のままだとレバレッジは30倍になってしまいます。

XMTradingはその事態を見越して事前に対応していましたので、混乱はありませんでした。ですからレバレッジはESMAの規制を受けず、スタンダード口座・マイクロ口座では888倍、XM Zero口座では500倍という設定になっています。

どちらにせよ、レバレッジについてXMTradingはFxProを圧倒しています。より大きなリターンを期待するのであれば、XMTradingの方が有利ということです。

FxProは取引コストが高い

 

スプレッドは狭くなく、ボーナスがない

FxProを利用しているトレーダーが最も不満に感じていることは取引コストです。

手数料の意味合いを持っている平均スプレッドは、FxProだと、米ドル/日本円(USD/JPY)で1.5pips、ユーロ/日本円(EUR/JPY)で2.1pips、ユーロ/米ドル(EUR/JPY)で1.4pipsです。(MT4のトレードプラットフォームで最もスプレッドの狭いMT4 Market口座)

XMTradingだと、スタンダード口座で、米ドル/日本円(USD/JPY)で1.7pips、ユーロ/日本円(EUR/JPY)で2.5pips、ユーロ/米ドル(EUR/JPY)で1.7pipsです。

平均スプレッドはむしろXMTradingのスタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドよりもやや狭いくらいです。ただし、XMTradingのようなボーナスがありません。これはかなりの差だと言えるでしょう。

XMTradingは口座開設のボーナスの他に、入金額の100%ボーナス(限度額あり)、取引回数や取引量に沿ったボーナスが付与されます。特に入金額の100%ボーナスは、単純に証拠金が倍になるという特典です。少しスプレッドが広くても、レバレッジが高く、ボーナスが充実しているので、XMTradingを利用しているトレーダーの満足度は高いのです。

スプレッドがそれほど狭いわけでもなく、かといってボーナスもないため、FxProの取引コストが高いと感じるのではないでしょうか。

入金に必ず手数料がかかる

さらにFxProの取引コストが高いと感じさせているのが、「入金時の手数料」になります。実はどの入金方法を選択しても手数料がかかってしまうのです。

XMTradingの場合だと、「国内銀行送金」「クレジットカード、デビットカード入金」「bitwallet入金」「Bitcoin入金」「海外銀行送金」という選択肢があります。特によく利用されているのが、国内銀行送金です。振り込み手数料は数百円ほどかかりますが、入金手数料は無料になっています。

しかし、FxProでは2018年より国内銀行送金を廃止してしまいました。ですから入金の選択肢が三つに絞られています。「クレジットカード、デビットカード入金」「Paypal入金」「海外銀行送金」です。

海外銀行送金については、XMTradingを利用しているトレーダーもなるべく選択しないようにしているでしょう。入金反映に時間がかかるうえに、送金手数料が3,000円以上も取られることになるからです。

FxProでは、クレジットカード、デビットカード入金でも入金手数料が、入金額の1.6%ほどかかります。XMTradingの場合だと、クレジットカード、デビットカード入金の入金手数料は無料です。FxProでは、Paypalでも入金額の2.7%も入金手数料がかかります。

出金時はさておき、入金時にもかなりの手数料がかかるのでトレーダーにとって負担は大きくなります。しかも最低入金額が500ドル(5万円以上)に設定されていますので、なかなか手軽に始めるとはいかないのです。

FxProは「取引コストが高い」「日本語サポートがない」「ボーナスがない」「スリップページが多い」「スプレッドも狭いわけではない」「レバレッジは500倍まで」という評判になります。やはりXMTradingの方が便利でお得なのは間違いありません。

XMTradingでは日本人トレーダーを手厚くサポートしているからこそ、ここまで人気に開きがでてくるのでしょう。海外のFX業者を利用しようと考えているのであれば、XMTradingがおすすめになります。