銀行預金では資産は増えない時代

資産運用の方法はいくつもあります。株式や国債、投資信託、仮想通貨、不動産などです。運用方法によって初期費用は変わってきますし、リスクもリターンも異なります。

基本はローリスクであれば、ローリターンです。その代表が貯蓄型資産運用の「銀行預金」でしょう。元本割れするリスクが低いため、安心して資産運用できるので、日本人には大人気です。すべての資産を銀行預金で運用している人もいるではないでしょうか。

しかし、それで本当に資産は増えているのかという問題があります。

2019年1月2日時点、銀行の定期預金を利用しても、年利0.01%ほどです。仮に500万円を定期預金として銀行に預けても、1年間で得ることのできる利息はわずか500円になります。10年間でもおよそ5,000円ほどですから、これで物価が少しずつ上がっていくと資産の価値は逆に下がっていきます。

30年以上も昔であれば、日銀の定期預金の年利も6%ほどでしたから、銀行預金も有効な資産運用のひとつでした。しかし、現代の超低金利時代では、資産価値を下げるリスクを抱えています。

現在の日本は出回る通貨量を増やして景気を刺激する金融政策を採用していますから、予想通りの展開といえるでしょう。日銀が金融政策決定会合で金融引き締めに舵をきるまでは、定期預金ではまったく資産を増やしていくことができないと考えるべきです。

それでは、FX(外国為替証拠金取引)ではどうでしょうか?

今回は、FXではどのくらいの年利を目指すことが目安になるのか、についてお伝えしていきます。

年利100%は可能なのか?

FXの書籍や、セミナーの広告などでは「10万円を1億円にしたトレーダー」などが紹介されています。資産を1000倍にしたということです。これは計算上、不可能な数字では決してありません。

複利で計算していったとして、仮に年利100%(2倍になる)をどのくらいの期間続けていけば、10万円は1億円になるのでしょうか、確認してみましょう。

資金10万円⇒(1年後)20万円⇒(2年後)40万円⇒(3年後)80万円⇒(4年後)160万円⇒(5年後)320万円⇒(6年後)640万円⇒(7年後)1,280万円⇒(8年後)2,560万円⇒(9年後)5,120万円⇒(10年後)1億240万円

毎年、年利100%を達成していけば、10年で10万円は1億円となります。年利100%ということは月利で考えると8.3%ほどです。10万円の資金で考えれば、毎月8,300円ほどの利益を積み上げていくだけで年利100%となるのです。

FXはハイリスクでハイリターンな資産運用と呼ばれていますので、1ヶ月に8,300円の利益を出すことは難しい話ではありません。つまり年利100%であったとしても実現は可能だということです。

それを10年間、同じペースで継続できれば、誰でも1億円まで資産を増やすことができます。

はたしてそんなに簡単に1億円に到達できるのでしょうか?

これは状況にもよります。例えば、2012年に発足した安倍政権による大胆な金融緩和「アベノミクス」。そして2013年に日銀総裁に就任した黒田東彦総裁による「量的・質的金融緩和」。これらによって、米ドル/日本円(USD/JPY)は、1米ドル80円台から、2015年にかけて125円台まで急騰しました。

このような極端な円安ドル高の状況が続けば、ロングポジションを保有し、買い足し、年利100%でも200%でも継続していくことは難しいことではありません。

しかし、メジャー通貨ペアである米ドル/日本円(USD/JPY)が一方的に上がり続けるということはありませんので、急落することもあります。2008年のリーマンショックの時期には逆に1米ドル124円台から、75円台まで急落しました。

5年間順調に増やしてきても、1度でもこのような金融危機が発生すると、大きな損失が発生するという危険性があるのです。

また、10万円を20万円にすることは簡単にできても、5,120万円を1億240万円にする際には精神状態が変わってきます。10万円の資金の時には5,000円の損切りに抵抗がなかったとしても、5,120万円の資金で256万円を簡単に損切りできるかというと難しいでしょう。どちらも同じ割合ですが、取り扱う金額が大きければ大きいほどプレッシャーもまた大きくなるのです。

よほどメンタルが強くない限り、高額になった際に同じトレードの手法を継続していくことは困難だといえるのではないでしょうか。

リスクマネジメントを徹底しない限り、80万円辺りまでは順調に伸ばせても、1度の負けでそこまでの勝ち分をすべて失ってしまうのです。

世界屈指のトレーダーの年利はどのくらいなのか

それでは、世界屈指のトレーダーは、どのくらいの年利を維持しているのでしょうか?

史上最高の投資家といわれるウォーレン・バフェット氏。バークシャー・ハサウェイ投資株式会社のCEOです。もちろん分散投資でリスクを軽減し投資運用していますので、FXだけの話ではありませんが、世界で一番大きく勝ち続けている会社でも、月利でおよそ1.6%。つまり10万円だと月に1,600円の利益です。年利でもおよそ20%になります。10万円であれば2万円の利益です。

本当にリスクマネジメントをしていくと、この年利20%というラインが目安になるのではないでしょうか。

資金10万円⇒(1年後)12万円⇒(2年後)14.4万円⇒(3年後)17.28万円⇒(4年後)20.736万円⇒(5年後)24.8832万円⇒(6年後)29.8594万円⇒(7年後)35.8313万円⇒(8年後)42.9975円⇒(9年後)51.5970万円⇒(10年後)69.9164万円

10年後にようやく70万円です。もちろん資金が100万円からスタートすれば、700万円まで資産形成できます。1,000万円からのスタートでも7,000万円までですから、1億円には到達しません。

思ったほど稼げていませんが、しかしこれがリスクヘッジをして、究極までリスクを軽減させた資産運用でしょう。年利100%とは結果が大きく異なります。扱っている資金が高額だからこその年利設定ともいえますが、この運用だと手堅く100億円を10年で700億円にすることができるということになるのです。

資金が少ない場合は、どうしても高い年利を求めて無駄にエントリーを続けたり、レバレッジを高く設定しがちで、リスクマネジメントができず損失が膨らみ退場していく人がいます。

長期で資産形成していくという視点をしっかりと持って、リスクマネジメントをした運用していくことが大切になるでしょう。仮に目標を高く設定したとしても、月利で5%、年利で60%が限界と考えていくべきではないでしょうか。

海外FXの年利

少し話はずれますが国内FXでは最大50倍のレバレッジとなっているため少額で大きな利益を得ることは残念ながら難しいですが、海外FXで取引を行うとハイレバレッジ(500倍から1000倍)な取引を行うことが可能なため下手をすると年利10,000%という年利を得ることも可能です。

ただしハイレバレッジな取引は損失も大きくなりやすく、比較的リスクが高くなっています。

国内FXでは追証という残高以上に損失が発生した際は業者が顧客に請求する制度がありますが、海外FXではこれらがありません。(これらは追証なし対応またはゼロカット対応と言います)

そのためもっとも資金効率の高く安全性が高いFXの取引方法としては海外FX業者で消失しても生活には困らない額を入金しハイレバレッジな取引を行うという方法が一般的になっています。

また海外FXでは国内FX業者と比較して取引コスト(スプレッドや取引手数料)が比較的高めに設定されていますが、キャッシュバックサイトを経由して口座を開設することで実際にかかる取引コストを大幅に引き下げることが可能となっています。

TariTaliというキャッシュバックサービスがかなり資金効率が高く取引コストを抑えることができるサービスとなっていますのでよろしければご利用ください。

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