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スキャルピングとは
FXにはスキャルピングやデイトレード、スイングトレードなど大きく分けて3つのトレード手法が存在します。
今回はスキャルピングに適した業者選びのポイントとスキャルピングにおすすめの業者を紹介したいと思います。
まずスキャルピングとは、「数秒から数分の間に何度も取引を繰り返すことで、数銭から数十銭の小さな利益を積み重ねるトレード手法のこと」を指します。
スキャルピングはデイトレードやスイングトレードよりも取引回数が多くなるトレード手法のため、業者選びは慎重に行う必要があります。
スキャルピングに適したFX業者選択のポイント
スキャルピングに適したFX業者かどうか見分けるポイントは以下になります。
スキャルピングに適したFX業者選択のポイント
●スプレッドが狭い
●約定力が高い
●NDD方式を採用している(スキャルピング規制なし)
スプレッドが狭い業者がスキャルピングに適している理由
スキャルピングの特徴は1日に何十回も取引をする点にあります。そのため、スプレッドが狭い業者を選択することはかなり重要なポイントになります。
スプレッドが狭いと取引コストを抑えられるほか、利益確定をしやすくなるといったメリットがあります。
例えば、スプレッドが1.3pipsの業者Aと1.4pipsの業者Bで取引を行ったとします。
10回取引をした場合のスプレッド(取引コスト)
業者A 1.3pips×10回=13pips
業者B 1.4pips×10回=14pips
→差は1pipsとなります。
100回取引をした場合のスプレッド(取引コスト)
業者A 1.3pips×100回=130pips
業者B 1.4pips×100回=140pips
→差は10pipsとなります。
1000回取引をした場合のスプレッド(取引コスト)
業者A 1.3pips×1000回=1300pips
業者B 1.4pips×1000回=1400pips
→差は100pipsとなります。
2つの業者におけるスプレッドの差は0.1pipsとわずかに思えますが、取引回数が増えるにつれ取引コストにもかなり差が出て来ることが分かります。スキャルピングではこの0.1pipsの差が命取りとなります。
約定力が高い業者がスキャルピングに適している理由
今の今まで「スプレッドが狭い業者を選ぶことが大事!」と書いてきましたが、スプレッドだけに注目していてはいけません。
スプレッドが狭くても約定力が低い業者を選ぶと決済の度に大きく滑って結局取引コストがかさみ利益が少なくなってしまうからです。
スキャルピングでは約定力の高さもかなり重要なポイントになります。
例えば、スプレッドが1pipsの業者Aと2pipsの業者Bで取引を行ったとします。
この場合それぞれの取引コストは、業者A 1pips(スプレッド)+2pips(スリッページ)=3pips
業者B 2pips(スプレッド)+0pips(スリッページ)=2pipsとなり、スプレッドだけで見ると業者Aを選択しがちですがスリッページを含めると業者Bの方が取引コストが安くなっていることが分かります。
この様にスプレッドだけを見るのではなく、スリッページにも注目して業者を選ぶ必要があります。
NDD方式を採用している業者がスキャルピングに適している理由
●DD方式
トレーダーとインターバンクの間にディーラーを介する約定方法
トレーダーが得をするとFX業者は損をする トレーダーとFX業者は利益相反の関係
●NDD方式
トレーダーとインターバンクの間にディーラーを介さない約定方法
トレーダーが得をするとFX業者も得をする WINWINの関係
DD方式を採用している業者の場合、ディーラーのカバーが間に合わず業者が損をしてしまう可能性があるためスキャルピングを禁止している業者は少なくありません。
またスキャルピングを禁止していなくてもDD方式を採用している業者を利用してスキャルピングで利益を出すと、ストップ狩りやレートずらし・約定拒否・システムダウン・スリッページなど様々な手段を使ってトレーダーを負けさせようとしてきたり、最悪の場合出金拒否や口座凍結をされる恐れがあります。
一方NDD方式を採用している業者の場合、トレーダーが取引をすればするほどスプレッド分の利益を得ることが出来るため、スキャルピングは歓迎されています。
ただし海外FX業者の中にはNDD方式を謳っておきながら実際はDD方式を採用している業者が存在しますので注意が必要です。
当サイトで紹介している海外FX業者は安全なのでご安心下さい。
約定方式による約定スピード・約定力・スプレッドの違い
これまでスキャルピングをする上でスプレッドが狭く約定力が高い業者を選ぶと良いと書いてきましたが、結論から言うと呑み業者以外でスプレッドが狭い上に約定力が高く約定スピードも早い業者はありません。
約定方式の違いによるスプレッドの広さ・約定力の高さ・約定スピードの早さは以下の通りとなります。
●STP Instant
約定スピード:早い
約定力:高い
スプレッド:広い
●STP Market
約定スピード:普通
約定力:普通
スプレッド:普通
●ECN
約定スピード:遅い
約定力:低い
スプレッド:狭い
約定スピード・約定力・スプレッド全て条件の良い業者を選びたい気持ちは分かりますが、理想を追い求めすぎると呑み業者にあたってしまう可能性があるため、約定方式の仕組み上仕方ない部分はある程度妥協しつつ、自分に合った約定方式を採用している業者を選択するのが良いと思います。
【スキャルピング】おすすめ海外FX業者
スキャルピングにおすすめな業者は以下になります。
XM ZERO口座(ECN)
XM.COMは2009年に創業し、現在では業界トップクラスの知名度と1,000,000人以上の顧客数を誇る大手海外FX業者です。20言語以上に対応・世界196ヶ国に展開していて、日本人トレーダーからも圧倒的人気を得ています。
XMの紹介ページはコチラ
AXIORY ナノスプレッド口座(ECN)
AXIORYは公式HP上で約定データを公開するなど非常に透明性が高く、顧客に寄り添った運営姿勢が特徴の海外FX業者です。
創設当初のAXIORYは現在の様に環境が整っているとはいえなかったものの、顧客のニーズに応えるため努力し続けてcTrader導入や国内銀行送金の対応を実現させてきており、これからの成長に期待出来ます。
TitanFX
TitanFXとはpepperstoneの経営陣数人が新たに設立した海外FX業者で、pepperstoneで人気だった低スプレッドと高い約定力を引き継いでいます。2016年にZero Pointテクノロジーが導入されたことにより、より良いトレード環境が提供されており、これからの成長に期待出来る海外FX業者です。
キャッシュバックサイト経由での口座開設がおすすめ
海外FX業者の利用を検討している方はキャッシュバックサイト経由での口座開設がおすすめです。キャッシュバックサイトを利用すると取引量に応じてキャッシュバックが受けられます。
キャッシュバックサイトを経由して口座開設した場合、トレードする度キャッシュバックが受け取れるため、実質取引手数料を抑えることが出来ます。
キャッシュバックサイトNo1はTariTali!
TariTaliとは海外FX業者を対象としたキャッシュバックサービスで、TariTali経由で開設した海外FX口座の取引量に応じて高いリベート率でキャッシュバックしてくれます。
【2019年版】おすすめのキャッシュバックサイト【項目別に比較】
【2019年版】海外FXのキャッシュバックIBを徹底比較【アフィなし】
海外FXキャッシュバックサイトの比較
キャッシュバック出金スピードと手数料を徹底比較
キャッシュバックサイト別に出金スピードと手数料を比較しました。
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FinalCashBack | 無料 | 5000円以上 | 翌月25日から出金可能 |
CASHBACKFOREX | 40USD | 200USD以上 | 翌月12日から出金可能 |
CASHBACKVictory | 500円 | 5000円以上 | 翌月末から出金可能 |
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